2009年02月01日
余命
今日、午後から叔父さんのお見舞いに行きました。
正確に言えば・・・お見舞いになるか・・・わかりません。
ここは、いなぞうブログ
いつも楽しい時間を共有したくて・・・こういう記事はあまりアップしません。
しかし、今日アップしたい気持ちなので・・・。
今日だけ・・・今の気持ちを記しておきたいと思ってアップします。
これは自分に対する日記ですが・・・もし、縁あってこれを見ていただいた人にも
何か残れば幸いと思います。
長いです。興味なければ、スルーお願いします。
余命・・・。人間はこの世に生まれ・・・この世で過ごし・・・またあの世へ・・?
実際はどうなのか?
そんな事は、まあどうでもいいのですが・・・
感情で生きる人間というものは、その死に対して時に恐怖や悲しみをいだきますよね。
叔父は、若いときから肝臓をわずらい、もう何年も前に癌を発病しました。
抗がん剤治療も効かなくなり・・県医療センターに入院しました。
比較的、治療の後遺症が少なく、ホスピルよりも自宅で・・・と自宅療養してましたが、
この度病状が悪化し、緊急入院しました。
本日も、意識はあるものの、苦痛にゆがんだ顔を見るにしのびなかったです。
叔父さんは、父の弟・・・。10以上も離れた叔父さんは、我が家に居候してました。
若くに父をなくした親代わりに、私の父が‘親代わり’として、接してきました。
諸事情があり、最近まで疎遠な関係になってしまいましたが・・・やはり『親代わり』
私が見舞いに行くと、私の見たことのないような父がいました。
苦しむ弟に・・・『痛くないか?ノドは乾かないか?』と、母よりもかいがいしく介護する父・・。
苦しむ叔父の顔もそうでしたが・・・私には父の態度のほうが、目頭が熱くなりました。
叔父には娘さんが一人・・。まだ結婚してません。
花嫁姿はみたかったろうに・・・・孫は抱きたかったのではないか・・・。
しゃべれない叔父からうかがい知る事はできません。
死を悲しいものではないと説く方もいます。考え方はいろいろでしょう。
ただ・・・私は正直に・・・そうは思えません。
もし・・・別れなければならないなら・・・それは悲しい事なんです。
生きようとしても、生きれない人はいます。
生きれるのに、生きようとしない人もいます。
生きているのに・・・死んでいるような人もいます。
叔父の余命は・・・・あと数日かもしれません。裏切って欲しいですが・・・
苦しむ叔父に、父は『もうがんばった。ムリするな』と話してました。
私にも大切な家族や友人、知人がいて・・・その方たちと別れはいつ訪れるかわかりません。
今、あなたは生きてますか?余命は・・・誰にもわからないのです。
次の一瞬が・・・寿命となった時に・・・・
あなたは、どのくらい悔いが残りますか?
一日・・・一分・・・一秒・・・。
残された余命を・・・自分らしく、大切に生きなければならないと思う一日でした。
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私は・・・明るく・・・楽しく・・・元気に、完全燃焼目指して・・・(笑)
Posted by いなぞう at 18:34│Comments(0)
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